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私が運転免許を取得したのは、今から5年前の20歳の時だった。

それからというもの、自動車の運転が大好きな私は 友達を連れて夜な夜な
実家の車で色んなところへ出かけたりしていた。

この実家の車、MITSUBISHIのデリカスペースギアという バカでっかい車だった。

4WDということもあり、馬力も物凄くてどんな砂利河原でもラクラク走行、ハンドルも重く、
車庫入れ等で ぐるぐるハンドルを回す必要がある際には腕がダルくなるほど。

そして、タイヤも大きくて車幅もある為 狭い道路での曲がり角では
曲がるだけなのに曲がりきれずに、ハンドルを切り返さないと曲がれない
という欠点はあったものの、とても存在感のある車だった。

デリカ コレ。
 ダンゴムシのようなフォルム・・・。


免許取得以来、私はこのデリカを運転しあちこちへ出掛け、たくさんの思い出を作った。


真夜中に友達と星を見に行ったこと
ある時期は、毎週のように深夜のお台場へ行ったこと
今の夫と南房総へ旅行へ行ったこと
初めて高速道路に乗ったこと
車の大きさ故に、最初は車庫入れが全然上手くできなくてイライラしたこと


思い出は数え切れない。


父や私は、このデリカが大好きだった。
父は毎週必ずピカピカに洗車し、私もひとつも傷をつけないように大事に大事に乗っていた。

まだ若葉マークを付けて走っていた頃の下手クソな運転でも
「あっ、あぶね!」みたいな場面に遭遇しても、事故にあわずに今まで無事だったのは、
デリカが守ってくれていたのではないかと思ってしまうくらいだ。

父も私も、普段 運転をしない母ですら「おりこうな車だよね」と言っていた。


ただ、この車は ディーゼル車だった為 東京都の規制で
この2月までしか乗れない。

ここへ来て、デリカを手放さなくてはいけない状況に陥ってしまったのだ。


年末から父は新車の購入に向けて動き出し、ついに昨日新しい車が納車された。

それと引き換えに、デリカは引き取られてとうとう行ってしまった・・・。

「車」という無機質なモノに対して バカみたい と自分でも思うけど
でも、涙が溢れた。

色んな所へ無事に運んでくれてありがとう、
無事故で父や私を守ってくれてありがとう、色んな思い出をありがとう。

そんなこと考えてたら涙が出ていた。
本当に大好きな車だった。


私はデリカが見えなくなるまで見送り、最後のお別れとなった。



姉も私も、もう実家を出て 実家には父と母2人きりになってしまったので
そんなに大きい車じゃなくていい

ということで、新しい車はデリカに比べたら随分と小ぢんまりした車になった。

ランサーワゴン 新顔。
 この車も大事にされるだろう。
 これからよろしくね。




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2007.02.02
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